ニジマスの燻製作り

こんにちは!
ワクワク塾 塾長の福田歩です。

10月の脳力授業で生徒たちとフライフィッシングに行き、
釣ったニジマスを燻製にして家族の人数分配ります。

たくさん釣れた生徒からは人数分の魚を預かり
私が受注生産します。

燻製の作り方とタイムテーブルを載せます。

① ソミュール液(日曜の夜)
 10〜15%の塩水でスパイス、ハーブ、
香味野菜等を煮出したもの。
燻製の素材を漬け込むと均一に塩が入ります。

今回は水2L、塩200g を沸騰させてから、
黒胡椒、ローリエ、セロリの葉、パセリを加え、
5分ほど煮てから冷ましました。

② ニジマスを捌く(月曜早朝)
 できるだけエラが赤い新鮮なうちに捌きたい!
釣りで疲れたので仮眠をとって、AM3時から捌きます。
鱗、エラ、内臓を除いて綺麗に洗います。

③ 漬け込み(月曜の朝)
 ローズマリー、ニンニク、オレンジを魚のお腹に詰めて、
ソミュール液 2L に、白ワイン1L 、黒胡椒適量の液に
12時間ほど漬け込みます。

空気を抜いてビニール袋を縛り、
氷や保冷剤と共に発泡スチロールの箱に保存します。

釣りから帰った翌朝7時に漬け込みスタート!

④ 脱塩(月曜の夜)

 流水に3時間さらして余分な塩を抜きます。
4匹預けてくれた生徒の授業の休み時間(20:30)に
見学してもらいながら脱塩をセット!

チョロチョロと水を流し続けます。
3時間洗っても適度な塩分とハーブやニンニクの香りは身に染み込んでいるので抜けません。

⑤ 風乾(月曜深夜〜水曜の朝)

脱塩した魚の水気をペーパータオルで拭き取り、
ビニール紐をエラ穴に通します。

物干し竿に吊り下げて、楊枝で開腹状態にします。

鳥よけのネットを被せ、陰干しで1日乾燥させます。

群馬の冬の季節風「空っ風」が吹けば良いのですが、
なぜか天気予報は夏日!?

昼間は冷蔵庫、夜中はベランダで乾燥させました。

燻煙は水に染み込まないので、
十分に水分を抜くことが大切です。
魚が一回り小さく締まったら乾燥終了。

⑥ ハーブオイルを塗る(水曜朝)
 オリーブオイルにローリエ、ローズマリー、
タイム、黒胡椒、オレガノを加えて一晩置きました。

これを乾燥させた魚にハケで塗ります。

⑦ 温燻(水曜朝)
 桜のスモークウッドに火をつけ、
庫内を60〜70℃ に保ちながら2時間燻します。

スモークウッドに着火して燻製スタート

バーナーで庫内の温度を上げています。
その後電気コンロとサーモスタットで
自動で温度管理するシステム。

燻製完了!
良い色に仕上がりました。

⑧ 熟成(水曜の日中)

 燻製したては煙の刺激が尖っているので、
風にさらして落ち着かせます。

今夜(水曜夜)の授業で生徒に納品?してミッション完了です!!

オーブントースターで軽く温めて食べると最高です!!
家族で楽しんでください!!

これにて10月の脳力授業フルバージョン完遂!!