『ホンキ模試』が視座を高める

こんばんは!
ワクワク塾 塾長の福田歩です。

中3の生徒たちの今月の脳力授業は
『ホンキ模試』


先月は、公立 or 高専の過去6年間の問題を分析しました。
今月は、ある年の問題を全教科、本番と同じ条件で解いて、
厳格な基準で採点しました。

科学で言えば、
「机上で組み立てた仮説」と「実証実験で得られた結果」です。
この二つが揃ってはじめて「考察」が成立します。

この「考察」をもとに
これから5ヶ月間、
自分は「何を」、「どのレベルまで」やるかを
自分で決め、実行していくのです。

当塾は、生徒が自分でやると決めたことを
実行できるように背中を押します。

模試の様子
ホワイトボードは生徒からの質問(Z会の難問だそうです)。
模試の最中の塾長のヒマ潰し。

傾向をアタマで分析して掴んだイメージと、
実際に挑んでみた結果は大きく異なります。

中間・期末や、業者の模試で90点代を当たり前に獲る子が
60点台〜80点台止まりになります。

やってみないとわからないことがあります!

特に最近は、どの教科も『考える力』というジャンルの問題が
高配点で出題されます。
英語であれば自由筆記の作文です。

自分では「わかった」「書けた」と思っていたことが、
実は、全体の中の一部しか見えていなかったり
聞かれたことに答えていなかったり
単品では簡単なことでも、他の難しいことに紛れると見落としたり
ということが、よく起こります。

地上に設置された平均台を渡るのは簡単でも、
同じ平均台を地上100mの空中に設置されたら渡れなくなる

ことに似ているかもしれません。

平場の練習だけでは、絶対に本番では通用しません。

今回の脳力授業を経て、
生徒たちの視点は既に
「本番で通用するレベル」
を意識するようになっているはずです。

今後5ヶ月間、彼らが研ぎ澄まされていくのが楽しみです。

受験に限ったことではありませんが、

「1度きりのチャンスに自分のベストパフォーマンスを発揮する」

「1度きりのチャンスに向けて自分を高める」という経験を、

我が生徒たちには重ねていって欲しいと願っています。

本日の授業
手強かった問題の振り返り