【脳力授業】群馬県立高校の過去問分析

こんにちは。
ワクワク塾 塾長の福田歩です。

6月から最新の過去問集が書店に並び始めました。

群馬県立高校の入試は2023年まで
前期試験/後期試験に別れていましたが、
2024年から一つにまとめられました。

はたして、試験問題に変化はあったのか?

ワクワク塾では毎年、中3の生徒に自分で分析させます。

写真の手前に写っているように、
私は過去10年以上の問題の推移を把握していますので、
どこがどのように出題されるのか手に取るようにわかります。

まずは国語の過去問分析(6年分)からスタート!!
生徒は日曜日に6時間かけて、国語を分析するので精一杯でした。
最初はみんな1日で1教科が限度です。

日曜の『脳力授業』では国語について、お互いの気付きをシェアして終わりました。
他の教科の分析は宿題にして、火曜日は数学、木曜日は社会......と
通常の授業時間で分析結果のシェア、ディスカッションをしていきます。

ですが、一般の塾のように
「ここ出題されるから覚えとけ〜」
と言っても生徒にはあまり響かないものです。

人間の脳は、実体験して
「なんだこれは!?」
「これが無いと酷い目にあう!!」
「これはものすごく得だ!!」

と強く印象に残ったものを『重要な情報』と認識し、学習します。
つまり響く刺さるということです。

繰り返します。
自分で経験することが重要です!!
しかも、膨大な労力をかけて手に入れた情報ほど、脳は重要と判断します。

ただ人から聞いただけの情報(労せずして手に入れた情報)は、
脳がスルーするので、伝わらないものです。

ベテラン塾講師が情報分析して、
生徒に頻出問題を繰り返し与えて訓練させれば
一見、効率(タイムパフォーマンス)が良いように思えます。

ですが、響かないのでは意味がありません。

響いた子は自分の意思で行動を変えます。
おのずと、自分の望みを手に入れやすくなります。

このことは、勉強や受験に限ったことではありません。

人生の中で、自分の望みを叶えたいと思ったとき、
欲しいものを手に入れたいときに、

人から与えられたトレーニングをただこなしてきただけの人(受け身の人)は脆弱で頼りないです。
自分だけでは何をしたらよいのかわからず、身動きが取れません。
誰かからの指示に頼ります。
自分で責任を取ること、不都合な結果を受け入れることを恐れます。
『新しいもの』に興味が湧かないので、
『今までのやり方』から成長しません。
前例踏襲しかできないので、独創性が発揮できません。

自分で行動して、多大な労力(一見ムダで効率の悪いこと)を払って、
失敗、成功、喜び、後悔、挑戦、挫折、工夫、復活......を積み重ねてきた人は、
自分なりの『夢の叶え方』を手に入れています。

そこに道がなくとも、自力で新しい道を切り拓いて
幸せな方へ歩いていける人です。

今回の脳力授業『過去問分析』で手に入るのは、
『幸せに生きるための力 Lv.1』です。

夢への最短コースは直線コースではないかもしれません。
回り道を楽しもう!!