社会の勉強の仕方いろいろ

こんにちは!
ワクワク塾 塾長の福田歩です。

今日は「社会が苦手」という人のために、
当塾ならどのように得意になってもらうかについて書きます。

と言いつつ、人によって状況が違うので、
誰にも当てはまる魔法のような勉強法はありません。

なので、今回はとある生徒の場合、
「これがベスト」と判断して取り組んだ
社会の勉強法をご紹介します。

【とある生徒の属性】
・県下トップの県立女子校を目指している
・大手チェーン塾に通っていたが、成績が頭打ち。
 大手のクラス授業ではなく「私のための授業」を希望して
 中3の9月からワクワク塾に移籍
・実力テストでは70〜80点代取れるが、
 歴史、地理、公民それぞれに不安を感じる。
 もっと自信を持ちたい。

歴史の流れは「自分でまとめる」

一番切実だったリクエストは
「歴史の流れを掴みたい」
(明治以降の近現代史は得意なので、江戸時代までの流れを掴みたい)
とのことでした。

もともと一生懸命勉強している子なので、
基本的な単語などは完璧です。
あとは「流れの把握」だけです。

そこで私が提案した方法は、
教えてもらうのではなく、自分で「歴史の流れをまとめる」です!!

学校や塾を、勉強を「教えてもらう所」(受け身)と思っている人が多いかもしれませんが、
本質的には、自分の意思で「学びに行く所」(能動)です。

もちろん、レベルの高い子に当てはまる話です。
人によって目的は違って良いです。

ただ、この生徒の場合、
今まで学校や大手の塾で授業を受けてきて(受動)、
自分にできる努力(能動)は一生懸命しているのに
それでも歴史の流れが掴めないのであれば、
私の授業を受けても結果は同じでしょう。

だったら教わるのではなく、自分で歴史の流れをまとめるのです!!(ハードな能動)

人間の脳は、苦労したり多大な労力をかけたことを
「重要な情報」として強く記憶する性質があります。

ですから、努力ができる子であれば
一番面倒臭い、ハードな方法で歴史の流れをまとめれば良いのです!

  1. 中学生向けの歴史解説をしているYoutuberの中から自分に合う人を選ぶ
  2. 毎週土曜日の授業までに、Youtube動画の内容をプレゼン資料にまとめる
    (生徒だけでなく、塾長も同じ課題に取り組みました)
  3. 生徒と私それぞれが10分以内で「歴史の流れ」をプレゼンする

これを9月から11月の中頃まで、毎週こなしたら、
「歴史の流れもう大丈夫です!」
と言ってくれました。

「人に説明する」というのが、
最もハイレベルで最も効果的な勉強法です。

塾長がまとめた旧石器時代〜江戸時代の日本史(それに関係する世界史も)の流れです。
生徒に大変なことをさせるなら、塾長も同等以上の努力をするのがワクワク塾流です。
私が中学生のときの水泳部の顧問の先生が、生徒たち以上にキツイ走り込みを実践してくれていました。
その先生が大好きだったので、私もそうしています。

地理は普通の授業と問題演習

当塾に中3の9月から移ってきた生徒なので、
的を絞る必要があります。

群馬県立高校の場合、地理の出題範囲が正確に読めるので、
生徒自身の分析(もちろん塾長も分析します)の結果、
今年出そうな範囲の授業と、問題集、群馬県の過去問を解きました。
(11月後半〜12月)

公民はAI✖️人間チェックで的を絞る

さて、昨日から公民の学習に入りました。
群馬県立高校入試まであと1ヶ月です。

歴史と同じで「自分でまとめる」のがベストなので、
その作業に特化した『合格ノート 中学公民』という
参考書 兼 ワークブックを活用します。

自分だけの「合格ノート」を作り上げます。

とはいえ、残り1ヶ月!
公民は範囲が広いです。

10月の脳力授業で行った過去問分析の結果、生徒も私も
「公民は全範囲から満遍なく出題されるから、的を絞った出題予測はできない」
という結論に達しました。

では打つ手なしか?

いえいえ、AIを高度に活用しましょう!!

ついでに、これからの時代に必須な
「AIの高度な使い方」を学ぶチャンスです!!

塾長による教材準備の様子
「公民の出題範囲予測」というテーマで、AIの高度な使い方も学びます。
『公民の出題予測会議』
特性の異なる複数のAIに同じ質問をしたときの、それぞれの回答を熟読している生徒。

10月に自分で過去問分析をしているので、
単独のAIだとハルシネーション(幻覚、誤回答)が目立つことがわかります。

その後、各AIの特性を活かし、正しい順番で組み合わせて使う流れを実践し、
最後は会議をして、人間の頭で最終チェックをしました。
チャッピー(ChatGPT)からもお褒めの言葉をいただきました😆
さらにマンパワー解析で最終チェックされているとは
チャッピーも想定していないであろう!!

普通の中学生は、単一のAIに
「今年の群馬県公立高校の公民の出題を予測して」
と質問するのが関の山でしょう。

ですが、これでは正しい予測結果は得られません。

昨日は、対話型AI(ChatGPTやGeminiなど)とAI検索エンジン(AI on Google SearchやPerplexityなど)の特性の違いを解説し、それらの特性を活かしながら正しい順番で組み合わせ、AIどうしにダブルチェックをさせてハルシネーション(幻覚、嘘の回答)を低減し、回答精度を高める方法を実践しました。

すると公民の出題範囲に、人間の目では見つからなかった法則性が浮かび上がりました。

① 重要なのでほぼ毎年出題される分野が大きなボォリュームを占めている
② 一部ローテーションで出題されている問題枠がある
(①のボリュームが大きいので②が人間には見えなかった)

AIが導き出した優先順位は確かに合意できるものでした。
一方で、細部ではAI回答に細かな嘘が含まれていました。

こういう人間による精査ができるのは、
10月に自分たちで分析したデータを持っているからです。

余った時間は生徒各自に
今後1ヶ月、『合格ノート 中学公民』の
どこを、どの順番で仕上げていくか計画してもらい、
学習に入ってもらいました。

受験当日には万全の状態に仕上がっていることでしょう。

合格すべくして合格する未来しか見えない!!

以上、
県下トップ校に合格したい生徒の不安材料「社会」を
半年でフルチューンナップした事例をご紹介しました。