卒業生とバスクチーズケーキ作り

こんにちは。
ワクワク塾 塾長の福田歩です。

当塾を昨年卒業し、瀬戸内海の島の高校に進学した生徒が帰省したので、
昨年のクリスマスに一緒に作った『究極のバスクチーズケーキ』
今年も一緒に作りました。
先日愛媛のみかんを送ってくれたお礼も兼ねて。

今は親元を離れて『島親さん』と呼ばれる島民の家に下宿しています。
当塾に通っていた頃は
周囲の目が過剰に気になったり、
突発的な事態に対応することが苦手でしたが、
この高校をネットで見つけ、
中3の夏休みに学校見学に行ってから精神が安定していきました。

「学校に行けない」という子がとても増えています。
その背景は、その子毎に様々です。
「原因をみつけて根本を解消しなければ」と考えがちです。

原因に向き合うということは、
過去のトラウマと向き合うことだったりします。

しかしこの卒業生の場合は
魅力的な島の高校に出会ってから人生が変わりました。
過去ではなく、
『楽しい未来』に目を向けることで
人生を前に歩き始めました。

そんな卒業生から高校生活の話を聞きながら
バスクチーズケーキを焼きました。

クリームチーズを湯煎で温めつつ、ダマが残らないように均一にします。
手前が生徒の、奥が私の

型に生地を流し込んで、クッキングペーパーのヒダが生地に食い込まないように整えてから焼きます。
焼き上がり プルプルしちゃう

ピース✌️

2人とも上手に焼けました!!

コーヒーの生豆を焙煎

コーヒーを飲みながら高校生活の話を聞きました。
私の夕方の仕事ギリギリまで楽しい時間を過ごしました。
(ケーキは冷蔵庫で1日冷やし固めるので、まだ食べられません)

冷蔵庫で1日冷やし固めてから、型から外しました。
私の出来上がりはこんな感じ

中心部分はしっとり
外側は火が入るので硬めの焼き上がり
違った食感を交互に楽しみました。

高校生活はとても楽しいようです。
以前はあんなに苦手だった突発対応にも、
だいぶ対処できるようになってきたそうです。

高校の部活『起業部』では地域の方と共に働きながら学んでいます。
今まではただの部活でしたが、
これからは株式会社化するのだそうです。

卒業生は起業部の中の「イノシシ班」です。
ハンターさんが仕留めた猪肉の商品化・販売をしています。

私の知人のシェフが上野村で猪豚の商品開発に携わっているので、
部活の参考になる話が聞けるかもしれません。
次に帰省した際には、一緒にシェフを訪ねる約束をしました。

皆様、良いお年をお迎えください。