生徒と紀伊國屋書店ツアー
こんにちは。
ワクワク塾 塾長の福田歩です。
先日、生徒を誘って紀伊國屋書店ツアーに行ってきました。
前橋の『けやきウォーク』に入っている紀伊國屋書店が
この辺りでは一番品揃え豊富な本屋さんだと思います。
当塾の教材も、生徒一人ひとりの個性を見極めながら
紀伊國屋書店で選んでいます。
書店の入り口まで生徒を連れて行き、あとは自由行動。
「とりあえず1時間くらいしたら、一度集合ね。」
「じゃ、解散!」
帰りの車の中で
買った本を聞いてみると、
中3の生徒は
大好きなガンプラのテクニック本など、4冊ほど買ったようです。
驚いたことに、
『人新生の「資本論」』という東大教授の新書も買っていました。
先日の授業で、2 Sides という討論番組を彼に観せました。
テーマは「脱成長 vs 資本主義」
その脱成長側の論客の著書が『人新生の「資本論」』なのですが、
まさか買うとは!!
彼、「難しい」と言いつつも読み進めています。
本を読んで知の世界を広げていく楽しさを知っている子は、
大人になってからも自分で学び続けていけるから安心です。
私は授業で使うテキストと、
趣味のフライフィッシングの本、
そして
『ヒルは木から落ちてこない。〜ぼくらのヤマビル研究記〜』
を買いました。
左から2冊目の英熟語の本は中3の生徒に、
『ヒルは木から落ちてこない。』は
今回誘ったけど来なかった中1の生徒に貸し出し中です。
中1の生徒は、
「教科書や学校の授業が勉強」
「それ以外は勉強じゃない」
と思っているフシがあります。
世界は学びで溢れているのに、
「極ごく狭い『教科書の中の世界』」だけを勉強だと思っていたら
成長が頭打ちになってしまいます。
彼は、学ぶ楽しさを知るか、
勉強がつまらなくなるかの
大事な分岐点にいます。
「紀伊國屋ツアーに来れば良かったのに......!!」
でも、『ヒルは木から落ちてこない。』には興味を持ってくれました。
広大な知の世界に出てきてくれるように誘っているところです。
二人とも、今後の成長を楽しみに見守っています。